お待たせしました。やっと記事を書く気になったので、今回はストラテジーアクションゲームのPsycho Strikeについてまとめたいと思います。
Psycho Strikeは、あの有名ゲーム、Adventure At C:やPaladin Of The Skyで有名なVgStormさんと、Q9などで有名なBlastbay Studiosさんが共同で製作した作品です。ギャングのリーダーになって、お金を集め、人を殺し、仲間を増やして行くのが目的のようです。いかにもBlastbayのフィリップさんが好きそうな雰囲気ですねw
最初からネガティブな発言をしてしまって申し訳ないのですが、正直に紹介するのがこの記事の趣旨なので、遠慮なく書かせてもらいます。
最初、このゲームのリリースが発表されたとき、あそこの2グループが共同してるということは、ものすごい作品が出てきて、またオーディオゲームの新たな1ページに加わるのかと思ってワクワクしていたし、デモ版からその雰囲気は十分伝わってきました。確かなクオリティがあるからこそ、日本人にもぜひ遊んでほしいタイトルとしてここに紹介してるのも事実です。
しかし、いざライセンスを購入して遊びながらフォーラムで情報収集したり作者とだべったりしていると、なんだか微妙な雰囲気になってきました。みなさんにも、プレイするまえに実情を知ってもらって、その上で遊んでほしいので、すこしネタバレを含みますが書いておきたいと思います。読むのがいやな人は飛ばして結構です。
まず、フォーラム全体の意見として、「サウンドと音楽にこだわってるのはいいけど、肝心のゲームプレイの内容がぺらっぺらで25ドルの価値がない」というかなりのマイナスっぷりです。たしかに、そう思わなくもない。ミッションに行ける場所は限られてるし、べつになにか新しいイベントが起きるわけでもないし、アイテムが大量にあるわけでもないし、やる作業といったら、10箇所ぐらい行ける場所に行ってはアイテムを集めて帰ってきて、そしたら勝手にレベルが上がっていつのまにか100レベになってるみたいな感じ。デモ版のときは楽しいのですが、買ってすぐ、ゲームプレイの実情が単純作業の繰り返しであることがわかってきます。
そして、作者とだべっていたときに、私はかるく期待を裏切られることになりました。私は、仲間を増やせる要素があるんだから、自分のレベルがマックスになった後も、仲間が成長することで獲得できる要素があるのだと確信していたし、この開発体制ならそれぐらいやってて当然だと思っていたし、だからこそ25ドルなんだと思っていました。しかし、一人が100になった時点で、全ての要素が解禁されるというのです。これはぶったまげました。それじゃ、わざわざゲーム内カレンダーを搭載している意味は?最初に一応ゴールは設定するけど、それを達成したあとの要素は?そもそも、一人成長した段階で終わりなら、仲間を増やす利点は?突き詰めると、この単純作業の繰り返しは何の意味があるの?結局3時間もやればただのミニゲームと同等のクソゲーになりさがっちゃうわけ?…ってなるわけです。
私はフォーラムの一部の人みたいに返金を求めたりはしません。私自身も開発者である以上、このクオリティのゲームを作るのにどれだけ金を使ったかも予想できるし、ゲームバランスを整えるのが大変だったことも推測できるし、次の開発にお金が必要なこともわかりますので、開発資金を援助したと思ってまったく後悔とかはしてません。外人には小遣いを貯めてゲーム作ろうとかいう頭はたぶんありませんから。しかし、これから購入を考える方は、これを踏まえて慎重に考えたほうがいいと思います。特に、今は円安ですから、ライセンスは3000円を超えます。
でも、なんだかんだ言って、ここに紹介するだけの価値はあると私が判断して記事を書いてるわけですから、それなりには楽しいわけです。ここからは、ゲームプレイについて詳しいことを説明していきます。最近のゲームはどんどん複雑になってきて要素も増えてきていますので、ますます英文だらけで発狂してポイしてる方も多いと思うので、できるだけ詳細に進めていきたいと思います。
新規データを作成するには、メインメニューからNewGameを選びます。そしたら、セーブスロットを聞かれますので、使いたいスロットを選びます。なお、オートセーブじゃないので、セーブし忘れると大変なことになります。
次のダイアログは、Windowsのいつものダイアログのように、Tabで項目を移動するフォームになっています。名前と性別と年齢を設定して、OKボタンを押してください。
データの作成が始まります。しばらくすると、いきなり2dフィールドに放り込まれ、人を10人も殺すことを強制されます。つぎに必要なのはなんでしょう。もちろん、戦闘方法だよね、どうやって血の海を作るかだよね
戦闘は、2dサイドスクロール形式で行われます。すでにこういうゲームを何本もやってるヘビープレイヤーのみなさまなら直感で戦えると思いますが、左右で移動、上でジャンプ、スペースで攻撃、数字キーで武器選択です。
ジャンプ中、矢印を連打する方法は利用できません。押しっぱなしにするのが一番早いです。
パンチ(fist)はくっそ弱いです。さいしょから刃物を持ってますので、さっさと切り付けてやりましょう。
敵の落としたアイテムは、重なれば拾うことができます。捕るまえに敵に拾われても、そいつを倒せば全部回収できます。
持っているアイテムは、Tabキーを押していくと順番に切り替わります。エンターを押すと、現在選択されているアイテムを使用できます。だから、あらかじめフォーカスをメドキットにあわせておいて、HPがやばくなったらエンターをたたくことで、すぐにHPを回復できます。
重火器は、カートリッジを持っていれば、Rを押してリロードすることができます。また、アイテム欄からカートリッジを選んでエンターで使用しても同じことになります。
最初のミッションが終了すると、ギャングとして活動するにあたっての目標を設定する画面になります。Collect a certain amount of money(金をがっぽがぽ))、Kill a certain number of people(とにかく人をぶっ殺す)のどっちかを選び、具体的な量を入力して確定します。ここまで終わると、いよいよゲームのメイン画面になります。
セーブデータをロードしたあとの画面です。ここでは、以下のショートカットを使えます。
F:拠点にある食べ物の総量を確認できます。
C:トータルの金を確認できます。
K:いままで何人の人を殺したかを確認できます。
T:ゲーム内カレンダーの時間をガイドします。
Y:ゲーム内カレンダーの日にちをガイドします。
以下、それぞれのメニュー項目と関連する事項を順番に説明していきます。
ミッションを開始します。次に出てくるメニューから行きたい場所を選んで決定します。各場所の大まかな内容は次のとおりです。
The weapon shop: 武器が拾えます。
The bank:金が落ちてきます。途中にある金庫をぶっ壊すと、なかなかのお金が手に入ります。
The prison:ところどころの牢屋のドアを壊すと、仲間を増やせます。強度の頑丈なドアを壊すほど、高いレベルの仲間を救出できます。
The hospital:回復アイテムが拾えます。
The bar:レベル上げに適しています。通常、このゲームの敵は、ギャングのなかの最大のレベルのキャラに合わせた強さに調整されてしまうのですが、バーではそれが行われず、ミッションに派遣したメンバーに応じて強さが変化してくれます。あと、グラスボトルが拾えます。敵に向かってこれを投げつけると、命中した敵を数秒間ひるませることができます。俺は入り口から少し離れたところに入り口のほうを向いて立って、敵が入ってきた瞬間にボトルを投げて動きを止め、ピストルでノーダメージで倒すついでに上位の武器の弾を節約するというレベル上げ手法をよく使います。
The casino:薬物系が拾えます。薬物はあとで専用の見出しを設けます。
The factory:爆弾と地雷が拾えます。
The firm:食べ物を補充できます。
The police station:仲間が警察に捕まったときに出現します。フィールドの全てのポリスを倒すと、仲間を救出できます。なお、ゲーム内カレンダーで24時間経過すると、つかまった仲間は死刑にされて救出できなくなります。
場所を選んだら、派遣するメンバーを選択する画面になります。派遣したいメンバーにスペースでチェックを入れて、エンターで確定します。ミッションに派遣できるのは3人までです。
複数のメンバーを派遣した場合は、どのキャラを捜査対象にするかを選ぶことができます。選ばなかったやつはコンピュータが勝手に操作してくれます。
自動操作モードが解禁されている場合、次のメニューで「No」を選択することで、派遣したのが一人でもAIにまかせることができるようになります。なお、条件未達のばあい、この選択肢は出現しません。
ミッションは、基本的に、一番左にドアがあります。このドアの前でShift+エンターを押すと、いつでもミッションから離脱できます。ポリスステーションだけは、全部のポリスを倒すのがクリア条件ですが、その他のミッションではドアから外に出るまでミッションが続きます。しかし、通常ミッションでは、時間が経つほどポリスの警戒が厳しくなり、入ってくるポリスの数が増えてくるので、タイミングを見計らって戦利品を持ち帰ることをお勧めします。
ミッションの次によく使うであろう項目です。ここでは、キャラクターの管理を行うことができます。
このメニューを選ぶと、管理したいキャラクターを選択する画面になります。ここで以下のキーを押すと、選択中のキャラの各種ステータスを確認できます。
H:HP
L:レベル
S:強さ
攻撃力に影響します。
D:防御
敵からのダメージを軽減します。
U:空腹
食べ物が無いと増えていきます。増えすぎるとどうなるのかは実験してませんが、いいことは起こらないでしょうね。
O:忠誠
仲間がどれだけプレイヤーを信頼しているかという値です。報酬を払わなかったり、暇な時間を与えすぎると減っていきます。0になると大変なことになるらしいです。
B:退屈
暇でしょうがなくてフラストレーションが溜まっていくと増えます。100になるとどうなるんだろう。ちなみに、1回ミッションに連れてってあげるとフラストレーションが吹っ飛ぶようで、この値は一気に下がります。
N:フードレーション
持っている食べ物の量です。これがある間は空腹が上昇しませんが、0になった段階からそのキャラは弱り始めます。食べ物が0になった段階で、そのことを通知するログが発行されます。詳細は後ほど記述します。
キャラクターを選ぶと、以下の順番でメニューが出てきます。
主人公以外を選んでいるときに表示されます。給料を支払う項目ですが、わざわざここからやらなくても、もっと便利な支払い方法があるので、ほとんど使わないと思います。
食べ物をあげます。飢え始めたら100ぐらい渡しておきましょう。エンターしたら数字を入れてエンターです。
装備変更をします。スロット1からスロット10まで、10種類の武器を装備することができます。でも、実際に10個も武器があるかどうかは分かりません。
まず、変更したいスロットを選びます。すると、装備できる武器が出てくるので、エンターで決定します。同じ武器でも複数個ある場合は、そのなかでどれを装備した以下を聞いてきます。一番下が最大パワーの武器なので、上を2回おして一番下の強いやつを選んで起きましょう。
アイテムを装備します。拠点にあるアイテムが一覧されているので、装備したいアイテムを選んで、そのあと数を選びます。
持っているアイテムを拠点に保管します。操作は装備するときと一緒です。
アイテムをそのばで使います。拠点のアイテム(base's inventry)と、自分のアイテムのどっちを使うか聞いてくるので、どっちかを選んで、そのあと使いたいアイテムを選ぶと勝手に使ってくれます。
防具を装備・装備解除します。基本的な操作は武器を選ぶときと一緒です。
いろんな情報が見れます。ショートカットで確認できるあれです。
犯罪歴とかその辺が見れます。なかなか面白いです。
兵器を管理するメニューですが、あんまり使いません。
キャラクター管理画面とまったく同じことができます。
全員の全ての武器を取り外して拠点に戻します。
武器を廃棄処分にします。ここはツリービューになっていて、捨てたいものにスペースでチェックをつけていって、エンターで捨てます。でも、わざわざ捨てることはないでしょうね。
ここはもう説明の必要が無いです。
Equip Items: キャラクター管理画面と同じことができます。
Unequip items:これも同じです。
Use items:これも。
Trash items:こちらはツリービューになっていませんので、アイテムを選んでから数を選ぶと捨てます。
Unequip all items:こんなの普通使わないって。間違って押しちゃうのが落ちだって。
これも超特急で。だって、操作はもう説明しちゃったんだもん。
Equip and unequip armor:キャラクター管理画面とおんなじです。
Trash armor:これはツリービューです。でも、おれはスチールシールド以外を見たことがない。
Unequip all armor:わざわざ全員をすっぱだかにしてどうする。
銃弾とかシールドを買えます。アイテムを選んで数を選ぶと購入されます。
仲間全員に適当な額の給料を払う項目です。いくら払うかを確認されますので、Yesを選んで支払います。払わないと信頼度がどんどん下がっていくのでご注意ください。
セーブです。セーブしないと問答無用でデータが消えますのでご注意を。
設定です。
Configure text to speech voice:SAPIの設定です。
Set game audio volume:効果音音量を設定できます。
Adult language:暴力的な言葉とかを消してくれるらしいですが、別にいいよねあっても。そうじゃなくても音的にぜったい小学生はやっちゃだめだろうし。
ここでは、アイテムやドラッグについて紹介します。
Medkit:HPを回復します。割合回復です。
Glass bottle:投げつけると、敵を数秒間動けなくします。
Bomb:一定範囲の敵や者をぶっ壊します。
Mine:踏んだ敵(自分も踏めちゃう)を殺します。
Burlium:攻撃力をアップさせるドラッグです。
Fortimine:防御力をアップさせるドラッグです。
Bridine:スピードを早くするドラッグです。
ドラッグの効果は一時的なものです。私は使ったことがないので、どれぐらい効果が持続するのかはわかりません。
ドラッグには副作用があります。使用後、キャラクターはそのドラッグに依存した状態になります。しばらくすると依存症は治りますが、ドラッグを使えば使うほど依存症からの回復が遅くなり、やりすぎると最大HPに影響がでるみたいです。また、ドラッグを使っているキャラクターは、拠点での自動HP回復が行われないらしいです。
さぁ、アウトローの世界へゴー
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