Paladin of the sky
さて、やっと公開となりました、今年の名作でございます。
実は、7月の半ばぐらいにこのゲームのベータテストをお願いされていまして、夏休みの最初のほう寄宿舎に残っている間の暇な時間に、狂ったようにこのゲームにはまりまくっていました。なので、リリースされて24時間もたっていない現在、オールクリアしています。ベータテストとは言っても、とても丁寧に作られていたので、ほとんど場ぐることもなく、「エアホッケーの説明つけてちょうだい」と、「辞書に投げ込みたいからコピーコマンドつけてちょうだい」って言っただけでしたw
このゲームの作者は、あの有名な「Adventure At C:」の生みの親であり、現在はvgstorm.comという名前で活動しています。第1作目からかなりすごいことをやらかしてくれていただけあり、今回もとってもすばらしい内容となっております。ぜひ、いや必ず遊んでみてください。
ストーリー
ストーリーを超適当に訳します。超適当なので、違うかもしれません。
世界は、人間とドラゴンと言う大きな二つの種族に分かれていました。
2037年、人間とドラゴンは戦争を始めましたが、人間のオーバーテクノロジーな兵器によって、ドラゴンは一方的に叩きのめされました。ワンサイドゲームのようなむごい戦争は6ヶ月続きました。そして、ドラゴンはほとんどが殺されてしまいました。
しかしドラゴンは、自らの身体を人間の形に変化させることができたため、その能力で生き残ったドラゴンがかなりいました。そういうドラゴンたちは、自分がドラゴンであることを隠し続け、時には人間と恋に落ちて結婚し、ドラゴンと人間から生まれた子供(ハーフリング)が誕生しました。
戦争が終わった後、人間たちはGlobal Societyという組織を作って、ハーフリングたちを全部殺そうとしました。そのため、ハーフリングの子供の親たちは、自分たちの子供を、十分自分で身を守れるようになるまで隠し続けなければなりませんでした。
そんな世界に生まれたハーフリングの子供、Ross Myresが、この物語の主人公です。
ロスは2週間前、巨大スペースシップ「Paladin」での旅行に招待されました。Paladinは、ハーフリングの楽園と呼ばれる惑星、xopolisへの旅行のために作られた巨大宇宙船で、ハーフリングの子供たちはみんなあこがれています。Xopolisは、人間が生活するにはかなり厳しいため、人間の荒っぽい政策が邪魔をせず、またハーフリングたちにとっては住みやすい場所であるため、どんどんここに移住する人、旅行する人が増えているそうです。
ロスと仲間たちの宇宙船での冒険が、いま始まります。
宇宙船は巨大です。クルーたちでさえ予想していないほどに…
基本システム
たぶん、これを読んでいる人で遊ぶ気がない人はほとんどいないとおもうので、やってればわかると思いますが、一応説明しておきます。
移動
移動は2d、矢印でダイレクトに移動する形式です。マップ切り替えはありますが、かなりひとつのマップが広いです。
移動中、4方向にある壁たちを、トーンの異なるビープ音でガイドします。いままでにはなかなかなかったガイド方式なので、最初はよくわからないかもしれませんが、10分あれば慣れます。
アイテムをとるには、アイテムに近づいてぶつかったところでエンターを押します。人に話しかけるのも同様です。
ドアとか会談は、そこに突っ込めばマップが切り替わります。
戦闘
戦闘はターンベースで進行します。
こちらの攻撃方法は、大きく分けて3つあります。
一番単純な方法は、さいころを振ることです。さいころを複数振って、出た目と自分のステータスによってダメージが決まります。
もうひとつは、ナイフで敵を切り刻むことです。さいころを振るときには「strength」というステータスが使われますが、こちらは「impact」というステータスが使われます。こちらは基本的にダメージはそこまで運に左右されません。
そして、もっとも強力な攻撃方法は、魔法を使うことです。魔法は、StrengthとImpactの両方が威力に反映されます…うん、たぶん。
ハーフリングたちは、ドラゴンが持っている魔法、「Dragon Strike Scrols」を使うことができます。手っ取り早く魔法だと思ってください。
DragonStrikeを使うには、使いたいDragonStrikeを選んでエンターするだけ…ではだめです。ここがこのゲームの目玉なんですから。
DragonStrikeを発動すると、スペルによって決まっているパターンのビープ音が流れます。スペルを完成させるには、このビープ音にタイミングを合わせて、左Altキーを押す必要があります。
途中で失敗したりキーを押さなかったりすると、スペルが途中で中断されて、中途半端な魔法が飛んでいってしまいます。
スペルのパターンを覚えてパーフェクトスペルを繋げることが、このゲームのクリアの鍵になります。
お金とか経験値
経験値は、戦闘を行ったキャラにそのまんま、戦闘しなかったキャラにも4/1だったか3/1だったか忘れたけど、そんぐらい入ります。
お財布は完全にキャラ別になっているので、一人だけ戦っていると、そいつだけがどんどんお金持ちになってしまいます。そして、お金を別のキャラに移したいと思ったら、なぜか財布から財布にお金を移すだけなのに、手数料を取られます。
メニュー
フィールドでXを押すと出せるメニューについて説明しておきます。
Party:パーティメンバーが複数いる場合に、アクティブキャラクタを切り替えます。
Dragon Strike Scrols:DragonStrikeのパターンを聞くことができます。
Bag:アイテムバッグの中身を表示します。左右キーでアイテムの種別を切り替え、上下キーで選択、Dキーで選択中のアイテムの説明を出せます。
Options:設定です。
Learn game sounds:やっとくことをお勧め。
Unknown gifts:ネット経由でいろんなアイテムを配るらしいです。これからやるらしいです。って、いまやってみたらなんかレベルアップオーブと金が降って来たw
シナリオ
ひとつ心に止めておいてほしいことがあります。
このゲームのシナリオですが、とにかく英語が難しいです。しかも、スペルミスが結構あります。ストーリーを十分に深いところまで理解しながら進みたいと思ったら、辞書が必須です。もしかしたら俺の語彙力がないだけなのかもしれないんだけどさ。
そんなわけで、メッセージが出ているときにZキーを押すと、今出ているものをクリップボードにコピーしてくれるので、それで辞書を引きまくってください。
そんなところです。
とりあえず説明するところは説明したから、皆さんお待ちかねのダウンロードリンクと行きます。
Paladin of the skyのダウンロード
みなさん、ぜひお楽しみください!
どうでもいいネタ
どうでもいいんですけど、なんかxopolisってクソな警察官みたいに聞こえてしょうがない。
これまたどうでもいいんですけど、レストランに入るとたくさんテーブルが並んでるんですけど、いつもいつも全部のテーブルがきれいに掃除されていて、客がいる気配がまったくないんですけど、商売は成り立ってるのでしょうか。
ちょっと考えたんですけど、ゲーム開始したときの時計が2040年になってるんですけど、ロスがどう考えてもかなりお兄ちゃんなんですけど、ってことは、戦争が始まる前にすでにドラゴンと人間ってごちゃ混ぜになってたわけじゃないですか。とすると、ドラゴンが全滅する理由にならないし、いまさらドラゴンと人間が敵対しあう理由も見当たらないし、ましてやハーフリングっていうかもうドラゴンとか人間とか分けられないぐらいごちゃまぜになってる気がするんですけど。しかも、声的にかなりお爺さんなシェバーンさんがドラゴンストライクぶっ放してるってことは、もうそういうことJRY
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