Angelgift



angelgift

 2014年、日々のどたばた生活の中でも、必ず定期的にチェックしているサイトがありました。もちろん、フォーラムでございます。

 ずっと見ていたので、2015年になった今、去年(もう三日前が去年と言う事実)の名作を振り返ってみたいと思います。

 Paladin of the sky:テストプレイしたあとのオフィシャルリリースではまったくやってないwww

ParkBoss:あれ?紹介してねえ。またこんどやろう。

Angelgift:え?なにそれおいしーの?

ってことで、紹介したいと思います。

 まず、これは2014年のぎりぎりになってから出た作品で、名作と言っていいと思います。まぁ、このページ自体が俺の気に入ったやつしか紹介しないから、ここであがってる時点でそれなりにクオリティはあるってことなんだけど。

 世界観はファンタジック系で、どうやらこの世界には天国に天使が住んでいるらしいです。そして、その天使は、クリスマスになると地球に舞い降りて、冬の家々に心のプレゼントを送り届けることになってるらしいです。

 この「心のプレゼント」って何のことでしょう。答えは、俺のセンスのない和訳の結果です。原作では「emotional giftと言っています。まぁ、だいたいは察してください。そういうことですから。

 でも、今年は何かがおかしいようです。なにかが。でも、なんでしょう。

 そこで地球に舞い降りるのが、天国の中でももっとも小さくて最も弱い要請、スペルを忘れたのでリリ何とかちゃんと呼ばせてください、です。

 大切なんで協調し説きます。3回ぐらい。

 主人公は、天国の中でももっとも小さくて最も弱いらしいです。主人公は、天国の中でももっとも小さくて最も弱いらしいです。主人公は、天国の中でももっとも小さくて最も弱いらしいです。

 まぁ、いつもの超適当なストーリー解説はこんな感じですね。

 さて、操作説明に入ります。

コントロール解説

 まず、ゲームを起動すると、やたら長いイントロを聞かされて、飛ばせません。でも、ここがなんと言ってもこのゲームが魂を持っていく場所です。

 聞けばわかると思いますが、音楽のクオリティとサウンドデザインがものすごいことになっておりまして、とても、言い方悪いですが素人がやったとは思えません。素材の質は金を積めばいい話です。いい音なんて、金をかけた分だけ手に入るものです。でも、このシーンにこの音を合わせるか!さすが!っていうセンスが感じられます。

 とくに、空からリリ何とかちゃんが舞い降りてくるシーンは、何回聞いても鳥肌が立ちますね。いやぁすごい。

 さて、なが〜いイントロを聞き終わったら、ちょっと聞きにくいりり何とかちゃんの声でチュートリアルが始まります。

 それでは、チュートリアルに出てくる順番にあわせて、コントロールを説明します。

 移動は、左右キーで歩くことができます。

 上矢印を押している間、どんどん上昇します。離すとひらひら舞い降りて、軽やかに着地します。この着地した感じが何気にきもちい。

 Sを押している間、シールドを展開します。シールドを張っている間は、敵からの攻撃を受けません。

 Aを押すと、エネルギー弾を発射します。あとで書きますが、こいつには惑わされないようにしてください。

 その後、ずっと右へ進んでいくと、かってにぎしぎし言っている物が出てきます。これは家です。主人公は家の上からプレゼントを降らせます。

 まず、家にぶつかるまで進んだら、上キーを押して上昇します。へんな音がするまで上昇し続けます。最初にやるときは、へんな音がしたときに説明が入ります。

 へんな音がしたら上キーを離して、1回だけ右キーを押します。その状態でなすがままにひらひら降りていくと、家の上に着地できます。

 ここで注意しないといけないことは、家の屋根は「ちっちゃい」天使の「ちっちゃい」1歩分しかないということです。少しでも行き過ぎると、家の反対側に降りてしまいます。

 無事に家の屋根に着地したら、いよいよプレゼントをあげる準備をします。

 でも、みなさんほしいプレゼントはさまざまです。っていっても3個しかないんだけどね。

 どんなプレゼントがほしいかチェックするには、Dキーを押しっぱなしにします。押している間、家の中の様子を見ることができます。

 中の人は、たぶん主人公の期待を裏切ることはなく、これから説明する3つのプレゼントのうちどれかが絶対にほしいと思っているでしょう。ただし、「だれもいない」というちょwなパターンもあるので、そういう時は推測で、必ずなにかをあげてください。

 コントロールキーを押してプレゼントの準備をします。この状態で、三つあるプレゼントの中からどれかを選択します。

 リリが持っているプレゼントは、love(愛)、joy(喜び、俺は励ましと訳したが、一応辞書さんに忠実に)、peace(平和)の3つです。

 愛をあげたければl、喜びをあげたければj、平和な心を上げたければpを、それぞれコントロールを押した画面で入力すると、プレゼントを振りまくことができます。しかし、中の人に合ったプレゼントをあげないと喜ばれませんので、いい音がするまで間違ってもリトライしてください。

リリは、能力を使うと徐々に体力が減っていきます。また、敵から攻撃を受けると体力が一気に低下します。Eを押すと、あとどれぐらい体力が残っているか聞くことができます。

 体力の音は、右から聞こえるほど良い状態で、左に行くにつれてやばくなります。体力が0になると、天国に戻って復活してくれますが、復活できるのは3回までです。

 これで、とりあえず家という家にいろんなプレゼントをばら撒きまくってください。進んでいくとなんかやばそうなことになります。

 やばそうなことになったら、化けもんが出てきます。ここで、さっき言った「エネルギー弾の裏切り」が表面化してきます。

 簡単に行ってしまうと、化けもんはエネルギー段1発で死にます。本当にリリは弱いのか。

 しかし、このゲームでは、エネルギーの音が実際に飛ぶ距離と、物理的な有効範囲がまったく一致していません。なので、相当近づいてから攻撃しないと、攻撃が敵を貫通しているように見えます。

 とにかく化けもんが出たら、攻撃をシールドで流しながら、ゼロ距離まで近づいてエネルギーをぶちかましてやりましょう。あっさり倒せます。

 化けもんの相手をしながら、途中の家にプレゼントをばら撒いていくと、もっとやばそうなことになります。ボスの登場です。これでこのゲーム終わりなんですが。

ボスちゃん

 ボスは、エネルギーでは倒せません。打つことすらしてくれません。なので、まずはボスを気持ち的に弱らせてから、あっちの世界に葬ってあげる必要があります。

 ボスの攻撃はパワフル、まるで宇宙映画のラストシーンのようなものすごいことになっております。

 ボスを倒す方法は、一種の謎解きのようになっていますが、あまりにも理不尽なので紹介します。どうしても自分で解明したいんだ、誰かが決めた道をただなぞっているなんていやなんだ!って人は、Hを押して読み飛ばしてください。

 まず、フィールドの左端に立って、joyを使ってください。そうするとボスが苦しみだします。ボスに使うことを考えると、やっぱりjoyは励ましじゃなくて喜びってことになるんでしょうか。でも、泣いてる人に喜びをプレゼントするって、なんか違和感なんですよね、俺的に。

 次は、フィールドの真ん中に立って、loveを使ってください。スペルを使える位置は、フィールドの真ん中の、低いベルみたいな音がする場所です。このときのポイントは、これを書く直前に気づいたのですが、ボスが苦しんでいる間にすばやく実行しなければいけないというところです。ボスが復活して暴れだしたら、また左からやり直さなければいけません。

 最後に、右端に立って、peaceを使ってください。これも暴れだす前にすばやく。

 これでボスは弱ったようなので、Aを押してください。Aを押すとエネルギーが出る、ではなく、Aを押すとゲームクリアになります。わざわざこうやって書く意味は、やってみればわかります。

まとめ

 さて、一通り紹介したところで、感想を言うついでに注意事項をまとめたいと思います。

 まず、最初も言ったように、サウンドデザインがすばらしいですね。鳥肌ものです。

 しかし、ゲームデザイン的にちょっと改善できる課題はあると思います。攻撃のリーチの表現とか、左に走りながらでも右にしか攻撃できないとか、当たり判定がバグってるとか、家の幅がおかしいとか、ボスの倒し方がなんか微妙とか。

 どうでもいいんですが、あんなボスの攻撃を受けて、よくあんなちっちゃい天使は生きてられますね。あんなの、もう高層ビルとか粉々に吹き飛ぶような威力だと思うのですが、しかもそれをシールドで耐え切れるという。ピキピキ言ってるけど。

 最も小さく、もっとも弱いリリでさえあんなに丈夫で、地面を揺らすほどのあの怪物も倒すことができる。そう考えると、本物の一人前の天使ってのは、いったいどんな力を持っているのでしょうか?

遊ぶのに注意してほしいことは、攻撃のリーチがおかしいこと(ゼロ距離まで近づくのがコツ)、音がでかいこと、ゲームオーバーになるかクリアするまで、何回起動してもムービーのスキップができないことです。

 ムービーのスキップは、モンスターにやられてゲームオーバーになればできるようになりますので、モンスターの倒し方がぜんぜんわからなくてESCを押しまくるぐらいなら、さっさとやられちゃったほうが後々時間を節約できます。

 以上、今年(去年)最後の名作、Angelgift。ぜひ、みなさんもちょっと遅いクリスマスムードを味わって鳥肌ってみられるのはいかがでしょう。

 あ。まとめちゃった。張るのわすれちゃった。一応実況撮った

目次に戻る