第6回 音にエフェクトをかけましょう
収録日時:2017/05/05
収録時間:35分41秒
説明
エフェクトで遊びます。前半はリバーブプラグインを使って基本的な説明、後半は複数のエフェクトを重ねて無線機のシミュレーションを行います。
関連リンク
- 今回使ったVSTI MT-PowerDrumKit
- http://www.powerdrumkit.com/download76187.php
- 今回使ったVSTE Mo Verb(ファイル名がへんですが、中身はちゃんとしてます)
- http://rhythm-lab.com/sstorage/56/2015/03/550ff8479c9ec.zip
- 今回使ったVSTE Juicy77
- http://www.bteaudio.com/software/Juicy77/Juicy77.zip
- 俺の下手なミッション・ブリーフィング
- files/6_briefing_edited.wav
- 今回使ったヘリコプターの音
- files/6_heli.wav
- 今回作ったプロジェクトファイル(上の2ファイルとプラグインが必要)
- files/6_takeoff.RPP
- できたミッション・ブリーフィングの音声データ
- files/6_takeoff.wav
今回のポイント
- VST:楽器とかエフェクトとか、そのへんをすべてまとめてあらわす名称。Virtual Studio Technology。
- VSTI:VST技術を使って実装されている楽器。VST Instrument。
- VSTE:VST技術を使って実装されているエフェクト。VST Effect。
- VSTプラグインを接続したときに、Build routing confirmationという確認が出てきたら、とりあえず「いいえ」を選んでおく。
- 「はい」を選ぶと、細かいルーティングが可能になる。
- どういうトラックができて、どういうアウトプットになるのかは、使用するプラグインによって違う。
- トラックにカーソルを合わせた状態でFを押すと、VSTを追加したりいじったりできるFXダイアログが出てくる。
- Fを押した直後は、刺さっているプラグインのウィンドウがしゃしゃり出てくることがあるので、Alt+F4で閉じる。
- ↑のウィンドウを閉じた直後にフォーカスされているリストは、刺さっているプラグインの一覧。
- オーディオ信号は、リストの上にあるプラグインから順番に通っていき、各所で処理したものを次のプラグインに渡していく。
- センド:処理したオーディオ信号を次の場所に渡すときの方式のうちのひとつ。処理したものだけを渡す。
- インサート:処理したオーディオ信号を次の場所に渡すときの方式のうちのもうひとつ。処理前と処理跡のオーディオ信号を、一定の比率で混ぜてから渡す。
- FXダイアログでは、プラグインに搭載されているプリセットの一覧が出ているので、その場所にフォーカスをあわせてから上下矢印で変更できる。
- VSTIと同様、VSTEにもパラメータがあり、トラックにフォーカスした状態でshift+pで変更できる。
- 複数のプラグインがひとつのトラックに刺さっているときは、どのプラグインのパラメータを変更したいかを聞いてくるので、上下矢印で選択し、エンターで確定する。
- パラメータには、必ずbypassとwetという項目がある。
- バイパス:値を「bypassed」にすると、そのエフェクトは効力を失う。スルーされる。
- wet:VSTEの場合に、処理前と処理跡のオーディオ信号を、どれぐらいの比率で混ぜるかを設定するための値。100%にすると処理跡のオーディオ信号だけ、50%で半々、0%でバイパスと等価になる。
- FXダイアログでは、エフェクトをいくらでも刺せるし、パラメータも変更しほうだい。
- エフェクトの並び方やパラメータを保存したものをエフェクトチェインという。
- エフェクトはトラックに入力される信号に対してかかるので、waveファイルとかをReaper+VSTEで加工することもできる。
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